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第4章 屈辱と恥辱の６月

「ふんッ」

窓から差し込む陽の陰りに遊んでいる時間がないと気づいたのか、萩尾は麗華を足の下から解放して脱衣を促した。

麗華は抗う気力もなく黙々と衣服を脱いで畳む。

全裸になった彼女が俯いたまま胸と下腹部に手を添えて立つと、
「姿勢は正しく！両手は脇に、背筋を伸ばして正面を見ろ」
生徒を叱るように萩尾が怒鳴りつける。