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第4章 屈辱と恥辱の６月

萩尾がおもむろに麗華の両腕を掴み、上体を引き上げる。

「そら、せっかくだからそのエロい顔、ビデオに納めましょうよ」

「嫌ぁ…ッ…あぅッ！」

「照れないで！いつものツンケンした顔よりずっと綺麗ですよ、そらそらッ」

弾みをつけてズンズン突かれ、最近ワンサイズ大きくなった麗華の乳房が上下に揺れた。

(見ないで、こんな私を見ないで、計！)

麗華の罪悪感がそうさせるのか、カメラのレンズが恋人の目に見える。