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高嶺の花は惨(むご)く手折られる
第4章 屈辱と恥辱の6月
「では高嶺先生、答え合わせをしますから とりあえず下を脱いでもらえますか?」

「下を脱ぐ?いやだわ萩尾先生、冗談が過ぎますよ!」


まさか生徒の前で脱げだなんて、いくら萩尾でも本気で言うはずがない。

そう思った麗華は萩尾が悪ノリしているのだと解釈したのだが、
「冗談ではありませんよ、早く脱いで脚を開きなさい」
中年教師の目は笑っていなかった。




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