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高嶺の花は惨(むご)く手折られる
第4章 屈辱と恥辱の6月
「り、理由を…私が脱がなくてはいけない理由を教えてください」

自分を落ち着かせるために深呼吸して、麗華は震える声で訊ねた。

「おや、言ってませんでしたかね、それはうっかりしてました」

萩尾は持っていたファイルの中から大判の写真を取り出して麗華に見せる。

「これ、まさか…ッ」


それは菅野が撮影した、麗華の処女穴の写真を引き伸ばしたものだった。




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