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高嶺の花は惨(むご)く手折られる
第6章 微かな希望の夏休み
脱力した麗華が窓際でうずくまると、その腰をまた雷造が掴んで抱え込む。

「ま、待って…」

麗華の弱々しい声は雷造の耳に届かないのか、聴こえないふりなのかいずれにしても無視された。

「はああんッ…」

イッたばかりのワレメをすぐに擦られ、麗華は堪らず喘ぎ声をあげる。



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