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高嶺の花は惨(むご)く手折られる
第6章 微かな希望の夏休み
ブラウスをはだけると、そこには無数の紅花が咲き乱れている。

「あいつめ…!」

雷造はカワジへの怒りを露にしたが、
「儂が浄めてやろうな」
麗華には優しく囁いた。

「はぁ…ッ…お義父さんンッ…」

ぬるぬると這い回る雷造の舌に、カワジに感じた嫌悪感はない。

麗華は素直に、感じるままに喘いだ。




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