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高嶺の花は惨(むご)く手折られる
第7章 9月は色接待
「どうして私の恋人が管野先生だと知っているんですか!?」

「ぷッ」

その問いかけに、用賀は吹き出した。

「どうしてって、麗華さん、あれだけ堂々と校内セックスしておいて…放課後の見廻りをしてるの誰だと思ってるんですか?」

「貴方…もしかして、それを誰かに話したり…」

麗華の脳裏に、密告の投書をした相田里美の顔が浮かんだ。

そんなに何人も目撃者がいるとは考えにくい。
実際に見たのは用賀で、それを相田に伝えたとしたら…?

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