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高嶺の花は惨(むご)く手折られる
第7章 9月は色接待
「ッ!!」

麗華は思わず自分の身体を抱き締める。

だが、予測可能な範囲の事態にいちいち狼狽えていては身がもたない。

(この男達はただの張形よ、オモチャは私ではなく彼らの方なんだから!)

目を閉じて深呼吸しながら、麗華は自分に暗示をかける。



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