この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
贄姫
第5章 伍


「…っ!…」


意識があるのは椿にとってまずかった。
すでに気づいた快楽という化け物に
椿は抗うことができない身体だと気づいてしまったからだ。


「なんだ、ほんとに処女か?
それでこれだったら、とんだやつだな、お前…」


これでもかとその欲望で椿を乱して
涙に眉根をよせる椿からさらに涙を引っ張り出して
そして、瓊乱も椿も果てかけた。


「椿、受け取れ」


その意味を理解して、椿はハッとした。
そして、瓊乱にしがみつくように懇願する。


「いや、中に出さないで…!」


子供ができてしまうと聞いていた。
椿の性の知識は浅いので、それぐらいしかないのだが
この行為がそういった危険性を含んでいることくらいは
頭の隅で理解していた。


「やだ、瓊乱…!
お願い、やだ…!」


嫌がる椿を重たい一撃で黙らせて
その奥に差し込んだままストロークせずにグイグイと押し込んだ。


「あっ…ダメ…!」


「っ黙れ椿、いう通りにしろ」


「いや、嫌だ!
初めては好きな人が良かったのに…!」


椿の唇が、「あまね、助けて」と動いた気がした。
そして、それが瓊乱の理性を、加減するという理性を吹き飛ばさせるには
充分な起爆剤となった。
/145ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ