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MY GIRL
第12章 遠距離
それ以降、俺が男を家に連れてきた事は…ない。

巧とも暗黙の了解で通ってる。

全ては…姉の為。

そして厄介なのはあの殺人的鈍さ…

あれが素だって事は、長年見てきた俺が保証する。

何で自分に言い寄る男からの好意に気付かねぇんだろうか。

俺の思いにも…気付いてくれねぇし。

…あぁ、誤解して貰っちゃ困るけど、俺に近親相姦、って考えは一切ない。

断じてない、有り得ない。

神に誓って。

だってそんな事したら姉ちゃんめっちゃ傷付けちゃうじゃん?

あんな可愛い顔してんのに泣かせたくねぇし?

いや泣き顔も可愛いけどな?

…近親相姦は有り得ないとか言いながら、姉の喘ぎ声で抜いたりしてっけどな?

だって性欲真っ盛りの男だし?俺。

…うん。

何つーか…もうシスコンって言われても否定しない。

…いやシスコンの何が悪ぃの。

姉ちゃん大事にして何が悪ぃの。

俺も巧も…姉が大好きだ。

勿論家族だから好きなのは当たり前だけど…あのほっとけない姿は庇護欲を擽る。

それ以上に、俺達に向けてくれる愛情のこもった態度が嬉しくて愛しくて、姉の笑顔に癒されて…沢山助けて貰ってる。

…うん、沢山。

大好きだよ。

そんな今の姉の彼氏、大樹さん。

初めて会った時直視出来なかった。

つか、失礼だが宇宙人かと思った。

あんなに容姿が完璧な人に出会った事なかったから。

姉を深く愛してくれてる事は、姉への態度、眼差し、思いやり云々からすぐに分かる。

だから、中々人を信用しない俺らでも、すぐに懐いて可愛がって貰ってる。

本当に同じ人間かよって思う位頭がいい大樹さんに、大樹さんが東京に進学するまで俺も巧も勉強教えて貰ってたしな。

進学してからは、土日しか帰って来なくなった大樹さん。

その土日も…姉が殆ど独占してるから、中々勉強教えて貰えない。

まあそりゃセックスしてぇよな、あんなに毎日盛ってたのやめたらさ。

だから、2週間ぶりに帰って来る今日は、きっと…

「あぁあっ…ん、あっあっあぁあっ…」

…うっわ、激し。

姉の部屋を通り過ぎる時聞こえた姉の嬌声。


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