この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
MY GIRL
第13章 誓い
「え…っ何で何でっ!?大学と会社…っ」

「運よくどっちも休み。だから会いに来た」

優しく美咲を抱きとめた男が美咲の体をぎゅっと抱き締め、頭を撫でてる。

「ほんとー!?嬉しい嬉しい!すっごく嬉しい!言ってくれたらよかったのに〜」

「だってサプライズだもん」

「サプライズ!?~っ、大樹大好きーっ!」

いちゃいちゃする2人を、周りのクラスメイトは僻む事も恨む事もなく、温かく見守ってる。

…え、みんな知ってんの?

「いいなぁ、ラブラブで~!この2人みたいなカップルになりたい~っ」

「久しぶりに見たな、この2人一緒にいんの。マジ目の保養」

「高宮先輩といる美咲ちゃん、可愛すぎ」

「流石に高宮先輩には負けるよなぁ…」

「明日学校来るかな?美咲ちゃん…」

「俺、来ないに1万円」

…は?初めてじゃねぇの?

2人が学校で抱き合うの…

俺は初めて見たけど…

再び現れる、俺の黒い部分。

悔しい…悔しい。

俺だって美咲の事…

美咲を抱き締めてる男を睨みつける。

俺の美咲に…触んな。

美咲は俺のなんだよ…

歪んだ俺の愛は、とんでもない方向に向かおうとしていた。





大樹SIDE


「もー、嬉しすぎるよっ!学校来てくれるなんてっ」

「サプライズの1個目な」

「…1個目?まだあるのっ!?」

「あるよ。あと2つ」

「やったぁ!嬉しい!楽しみだ〜、大樹大好きーっ」

美咲の家に向かう車の中。

美雪さんいんのに恥じる事なく俺に抱き着く美咲。

柔らかい頬でスリスリされ、…何かもうほんと可愛いな、こいつ。

「あ、元永ちゃん驚いてたけど、許可って…」

「ちゃんととってから来たよ。…職員室で、松島先生に凄ぇ語られた」

迷惑な位話が長い、生物の教師。

「へぇ、どんな事?」

「お前が生徒会やってた時はどうだったとか、今年の新入生には問題児が多いとか…くだらねぇ事」

「あはっ。先生面白いねぇ」

「相変わらず無駄に話長ぇんだよ、次々話題変わるし」


/245ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ