この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
MY GIRL
第13章 誓い
「…バレてたんだな」

「隣の部屋だからねー、聞こえちゃったのかな…」

苦笑いして言った美咲が、声抑えた方がいいかなー何て言いながらカバンを床に置く。

美咲と最後に会ってから約3週間。

美咲の部屋に入る度、懐かしい気持ちになるのはなぜだろう。

相変わらず綺麗に整頓してあって、美咲の几帳面さが窺える。

「大樹、ぼーっとしてないで来てっ」

「…あ、あぁ…」

扉の前でぼんやりしてた俺の腕を引く美咲。

「はい旦那さま、こっち向いて?」

「…っへ」

美咲に向き合うと、俺のネクタイをほどき出す。

折れ目ついたら困るでしょー、何て言いながら俺のネクタイをほどいて洋服掛けに引っ掛け、スーツの上着も脱がされる。

「後は…自分でねっ!」

…おい、何だそれは。

ポロシャツも脱がされベルトも外され、これからって所で丸投げか、こいつ。

俺に背を向け、制服のセーターを脱ごうとする美咲の腕を掴んで抱き寄せ、ソファーを背に膝に座らせる。

「ひゃぁあっ」

エロい声を出す美咲の体を抱き締め、耳元で囁く。

「違ぇよ、こう聞くんだよ…「おかえりあなた。ご飯にする?お風呂にする?それとも…あ・た・し?」って」

「な…っそ、そんな言葉どこで覚えてきたのっ」

「どこでっつーか…人だな」

「あっ…」

美咲の反応を楽しみながら、脱ぎかけのセーターの下のポロシャツのボタンをゆっくり外していく。

「そっ…それ、女の人っ?」

…あぁ?

お前、俺が女嫌いだって忘れたか?

「…だとしたら?」

美咲の体に這わせる手を止めて聞くと、ぷぅ、と頬を膨らませる美咲。

「…女の人?」

「さぁ」

「ねぇ、どっち?」

「決まってんだろ、男だよ」

思わずあっさり言うと、美咲のホッとした表情がこれまた可愛くて。

「…何ホッとしてんの美咲ちゃん。女じゃなくて安心した?」

「きゃっ…」

再び美咲の体に手を這わせ、セーターを脱がせようと裾をめくる。

「はい、ばんざーい」

「もう!子供扱いして!大樹のヘンタイっ」

言いつつ万歳する美咲。

「俺が変態なのは今に始まった事じゃねぇだろ」

「ひっ、開き直るなっ」


/245ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ