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MY GIRL
第21章 新しい仲間達
…何なんだこいつら。

その内なぜか睨めっこが始まり呆れて見つめてると、玄関の扉が開く音がした。

「あっ麻友じゃね」

いち早く気付いた翔がソファーから立ち上がって健を押し退け、リビングの扉の前に立つ。

やがて近付いてくる小さな足音が聞こえ…

ガチャ

小柄な女が姿を現した。

「ただいっ…わ、びっくりした」

「おかえり〜麻友〜!」

「んんっ…!」

かなり小柄な女を抱き上げ唇を塞ぐ翔。

…欧米かここは。

180以上ある翔と、…幾つだ、あの子。

150あるのか?って位背の低い女とのキス。

呆れて見てると、ディープに突入し出す。

一応客いんのに遠慮ねぇな翔…

「…健。いつもこんなん?」

平然とスマホを弄ってる健に聞く。

「いつもいつも〜。しなかったら怖い位毎日。お互いがどこかから帰って来る度してる。そのままよく寝室行っちゃうよ」

マジで欧米かよ…

「その間俺はね〜、AV見てんの」

…何だそれ。

それをあっけらかんと言うこいつも何なんだ。

「てか、蒼汰…人のキス見ても騒がないんだな。ウブなやつかと思ってたのに」

「…生憎俺も死ぬ程見慣れてるんでね。美咲と大樹さんのキス」

「…あぁ。あの2人のね…」

そう呟く健は、遠くを見つめていて。

…まさかこいつ、本当に本気な訳?

…そうだ。

ここに来た目的は、こいつらに美咲の過去を話す事。

何だかんだ付き合い長くなりそうだし、話してもいいんじゃねぇかって思える2人だ。

今だキス真っ最中の翔を呼ぶ。

「おい。そこの長身」

すると、色っぽい表情で翔と舌を絡め合ってた女と目が合う。

…え、こいつ…

俺と目が合った途端、バタバタと手足を動かして抵抗し始めた女。

翔が体を離すと、床に座り込んで真っ赤な顔をして俺を指差してきた。

「なっ…!?だだ、誰…っ」

突然慌て出すその女は、何ていうか…凄く、

「人形みてぇな容姿と声だな」

そう言うと、目を見開いて俺を見る。

フランス人形みてぇ。

そのままおもちゃ屋のショーケースの中にいても気付かれないんじゃねぇの、人間だって事。

つか…やっぱり、かなりチビだな。

身長いくつだよ?150ねぇだろ絶対。

「…ぶっは!」

「ちょっと翔平!何こいつ誰なの!?超失礼!」

なぜか盛大に吹き出した翔と、俺を指差して喚く女。


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