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MY GIRL
第21章 新しい仲間達
「やっあ、バカッ!朝ごは…、あぁっ」

ベッドに押し倒されてしまったらそれまで…

あたしの体は大樹の下で揺さぶられて。

甘い喘ぎ声を、洩らし続けた。




゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*


「ったく…お前らは。発情期の猿みたいにほんと…幾ら何でもヤりすぎだわ、バーカ」

「うぅ、だってぇ…大樹が離してくれないんだもん」

「お前な…今日から大学だぞ。大樹さんも会社か大学なんだろ?そこら辺の時間逆算して行動しろっつの」

「してたよ…してたの!してたんだってば!」

「…そんなムキになるって事はしてなかったな」

「…う」

ジトっと睨まれ、頬を膨らませた。

「いいじゃん!やっと東京来れて一緒に住めるようになったんだから。いちゃいちゃさせてっ」

「はいはいどーぞお好きなだけセックスしてください。…って言いたい所だけどな。…ヤる時間考えろバカ!」

「いったー!」

パチン、とデコピンされ、蒼汰の体を押し退けた。

「もう、酷い!」

「いいから早く準備して」

「…うぅ。ごめんなさい」

「次大学行く前に朝からヤってやがったらお前…乱入して犯してやる」

…ひー!

目が本気だ!

「…分かったよぉ」

「まぁお前が分かっても大樹さんは分かってねぇだろうけどな」

「じゃあ大樹にも言っといて…?」

「…ふん。敢えて言わない」

「えー!?何でぇえ」

「うるっさい、口動かすんじゃなくて手ぇ動かせ!」

「ごめんなさい〜」

余りにも蒼汰が怖くて、半泣きになりながら持っていかなければならない荷物を準備する。

「よかったよ、そうなんじゃねぇかと思って余裕持って迎えに来て」

「うん、ありがとう…」

「…手ぇ動かせっつの」

「わぁん…」

怖いよぅ…

「…蒼汰ぁ。これっている…?」

「知らん」

「…、」

「はいはい、いります。後そこに退かした資料もいる」

「ありがとう〜」

「印鑑は?入れた?今日確かいる日だけど」

「!入れてないっ。持ってくるっ」

急いで立ち上がり、ふと気付いて蒼汰を振り返った。

「ねぇどっちかな?吉岡のハンコか、高宮のハンコか」

「…あぁ!?知るか!言うんじゃなかったわバカ!」

うわーん!

今までにない位怒ってるよー!

結局大樹から高宮のハンコを借り、どっちも鞄に入れた。


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