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MY GIRL
第8章 出会いと予感
ため息をついて立ち上がろうとすると。

「香水?何もつけてないですよ〜」

「…」

…え?

じゃあ何でこんなにいい匂いすんの?

下手すれば…勃ちそうになるくらいの、いい匂い。

「香水かー…。香水買うならおいしいもの買うなぁ。ほら!最近駅に出来たケーキ屋さんのプリンとかっ」

にっこり笑って言った美咲から目を離せない。

何?この女。

本気で可愛い上に、他の女のような不快感が全くない。

…もし、見つけたのが俺じゃなくて、他の男だったらどうなってたんだろう。

人気が全くない廊下。

欲をそそる、甘い声と香りと極上な体つき。

絶対言葉巧みに誘われてどこか連れて行かれて、散々乱暴されてただろうな…

眉を下げて廊下の床に手を這わせる美咲を見つめながら、ちっせぇ身体…と思う。

やたら肩幅が狭くて小さな身体は、抱き締めたら俺の腕にすっぽり収まりそう。

「…」

コンタクト…ね。

俺が試しに、見つけたから抱かせろ、とか言ったらこの子、どうすんのかな?

…絶対言わねぇけど。

そして。

「…これ?」

丁度見た先に見つけた透明なものを拾って美咲の顔に近付けると。

「…っあぁあ!それです!ありがとうございますーっ」

再び美咲を凝視する。

こいつの笑顔…引き寄せられる。

目が離せない…

「あああ、あの…入れて貰ったり、出来ますか…?」

きっと無自覚でやってる、可愛い上目遣い。

自分が今どんだけ可愛い顔してるか…絶対分かってねぇよな。

キスしたくなる唇を動かして、俺に言った美咲。

断る、という選択肢は既に俺になかった。

美咲の前に膝を付くと

「お願いします」

の言葉と共に受け取った目薬。

3滴ほどコンタクトに垂らして目に近付けると、閉じてた目をゆっくり開く美咲。

…やべぇ。

これが女に反応する男の部分か。

身体の奥が凄ぇ熱くなって、クラクラする…

抑えんのにハンパねぇ精神使うな…

押し倒しそうになるのを懸命に堪えて美咲の後頭部に手をかける。

髪…凄ぇサラサラ。

キスしてぇ…

俺も男だからそれなりの知識はあるし、そういうことにも他の男よりも少ないだろうが興味はある。

この女、ものすごくめちゃくちゃにしたいほどの可愛さなんだが…

大きな美咲の目にコンタクトを入れると、躊躇いなく入った。


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