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先生、早く縛って
第21章 鬼畜王子

中庭に着き、俺が弁当を広げると……
石塚もまた新しいパンを頬張りながらやかましく話し始めた。

「あ、一海~聞いてくれよ。またなんだよ。また、彼女とヤバイ雰囲気らんらよな……」

……またか?
石塚はそのルックスのせいでよくモテるが、付き合い始めるとなぜかすぐにフラれてしまうということを繰り返していた。

数えきれないくらいの女と付き合ってきているが……
すぐにフラれるせいでプレイボーイという印象はないし、全くうらやましくない状況だ。

「で? 今回は何て言われたんだ?」

「ウザいって……酷いだろ? 俺のどこがウザいってんだ……なぁ、どうひたらいいと思う? ひっはへふひへんひもまだなんだぜ?」

「ひっは……なんだって?」

口いっぱいのパンをゴクンと呑み込んで石塚がもう一度言い直す。

「一ヶ月記念日だよ! 付き合って一ヶ月の記念の日!」

……果てしなくどうでもいい。

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