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秘蜜に濡れて
第11章 キャンディタフト
「きゅうきゅう締め付けて…くる…」

耳元で囁けば、素直に反応する。

「言わ、な…で…っあ、んん…」

「…っは…気持ち…良くない…?」

腰を速めるとじゅぷじゅぷと飛沫が散るほどに蜜は溢れ出る。

「…っああん!…お、と…ぃやあ…っ!」

「…嫌なの?じゃあ…」

ずるりと陰茎を抜くと、あいりそこは失ったそれを求めてひくついていた。

くるりとあいりの身体を反転させると、両手を捉えて窓硝子に押し付けた。

夜の窓ガラスは鏡の様に欲情に塗れた二人を映し出した。

右手であいりの腰を引く。

煽情的なあいりの態勢に撥春の陰茎は滾るばかりだった。

「…はぁ…理性、飛びそう…」

肩越しに振り向いたあいりと目があうと、ニヤリと不敵な笑みを見せて、待ち構えるあいりの秘裂へと一気に挿入した。

「———っ!!…は、あ……っ…ん」

頭の中が真っ白になる。

「…キツ…っは…っぁ…」

手加減なしで撥春は突き上げる。

息する間もない程の律動に、あいりの目の前はちかちかしだす。




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