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秘蜜に濡れて
第8章 魔法をかけるから
親指で花芽を押しつぶしたり、捏ねたりしながら、人差し指を蜜壺に挿入していく。

「…ぁあっ!だめ…っ!」

「…っだめ、なの?締め付けてくるよ?抜いていいの?」

「…っぃやあっ…ダメ…っ!」

「あいり、どうして欲しい?」

「…ったし…だけ…!」

あいりの瞳の端に涙が浮かぶ。

「あ、たし…だけ…をっ…めちゃく、ちゃ、に…っ…し、て…欲しいっ…!」

溢れるのは想いの丈。

「他の…だ、れにも…しない、で…っ!」

「っ、あいりだけだよ…!」

指を二本に増やし中を刺激すると、蜜は後から溢れだす。

「…っふ…あぁ…」

指を抜くと透明な糸が引く。

「おいでっ…!」

撥春は自分が背中からベッドに落ちる代わりにあいりの腕を引いた。

撥春を跨ぐ体勢にあいりの羞恥心は煽られる。
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