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秘蜜に濡れて
第8章 魔法をかけるから
ざわざわと内壁が蠢き、食い千切らんばかりの圧で撥春を締め付ける。

「っ!あ、いり…キツっ…!」

ずるりと逃げていく陰茎を離さないとばかりの圧迫感。

繋がったそこからはぐちゅぐちゅと卑猥な水音が零れる。

せり上がって来た快感に撥春は半身を起こし、腰を引いた。

「…っああん…っ…ぃやぁ…」

撥春はナイトテーブルの引き出しからゴムを取り出し、素早く装着する。

蜜口に指を這わせるとひくひくと待ち構えている。

あいりを抱き寄せて膝に乗せると、最奥まで陰幹を文字通り突き立てた。

「…っああっ!だめっ…!!」

反り返る背中。

突き出した双丘の先を口に含む。

「…ひぁ…ああっ…ああんっ!」

きゅっきゅっとあいりが締め付けると、撥春は奥歯を噛み締める。

強い圧迫感と波打つ内壁に快感の波が次々に襲い掛かってくる。

奥を抉るように腰を推し進めると、あいりはしとどに啼いた。

その声に反応する様にまた律動を繰り返す。

汗に濡れる撥春の顔がこの上なく艶っぽくて、あいりは唇を寄せた。
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