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第5章 あんなカノジョ《再》

　
　しかし、その艶めかしい光景に杏子は視線を外さず、身動きもとれずに居た。

「あ、アイツ…ら………」

　ズブズブとモノがワレメを貫く度に、艶めかしい光沢の襞が捲れ、咥え込んだ膣口からイヤらしいおツユが溢れ出す。

　その快感に、真希は髪を振り乱して、押し殺した嬌声をあげる。

　淫らな真希の姿に、何時しか杏子は昨夜の自分の姿を重ねていたのだった。

「んっ………」

　伸ばしていた体に感じる変化。

　キュンッと子宮からの信号に、鼓動が早まっていく。

　幾度となく、立ちバックで犯された事が脳裏に甦れば、体がジワッと熱くなってくる。

　それに伴って、子宮の疼きも強まってくる。


…注意…しなきゃ……いけないのに………
…真希の…エッチで……興奮してる場合じゃ………


　教師という立場を理性が思い出させるが、淫らに狂わせる本能がカラダを動かさない。

　サラシを巻いた胸が、一際熱く感じてくる。

　子宮の疼きを耐える尻が、無意識にプリプリと揺れる。


…も…もう……こんなんじゃ………


　飛び込み続ける真希の嬌声と痴態に、杏子の理性が崩れ落ちた。


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