この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
きみに鎖を
第1章 ー



男は泡を洗い流し、軽く水分を拭き取るとレナをベッドへと寝かした。


「あのっ」

「ユウト」

「え ?」

「ユウトだ」


男ーーーユウト、は着ていたシャツを脱ぎ、レナにまたがる。引き締まったその身体に見惚れて現実逃避をするもすぐに戻されてしまう。



「ひゃんっ」

「まだ契約していなかったな。とりあえず今は返事だけを聞きたい」

「け、契約って...そんなの ... っん」

「うん?」



ふよふよと胸を揉まれ、淡い快感に身を捩る。距離を取ろうにも不自由な腕に、身体は男に押さえられ動けない。




( この人はさっき、もうアパートは解約したって言ってた。本当に?そんなことができるの? あとバイトも...)





「あぁ、忘れていた。大家から預かっていた解約書だ」

「...あなた、何者...?」



目の前に広げられた紙には見覚えのある字で大家さんの名前と印が押してあった。レナは非常識的な男を睨むように見つめる。



「紫堂家って知っているか?」

「はい」

「そこの次男」


紫堂家。一般人の下層に生活するレナでも知っているその名前。そこの次男ということは、家の重圧もなく自由にやっていける立場だ。本人の承諾なしのアパート解約も納得できるほどのその力。





/46ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ