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い.ん.り.ょ.く.
第9章 9羽
施術室から お客様と 施術者が 出てきた



「では ご次回は 2週間後の 午後 2時の 御予約で 承ります」



お客様を お送りした 所で 雪さんが 声をかける


「紅羽(べには)
こちら 本土の 店の 亜羽ちゃん」

「いらっしゃいませ
あなたが 亜羽ちゃん」

『はじめまして。。。』



あなたが 亜羽ちゃんって ?
心の声を 察してか


「雪ちゃんから 聞いてたの 優羽に 初カノが 出来たって♪
あの子 女に 興味なかったから 心配してたのよ~
ちなみに 私は 優羽の 従姉妹
雪ちゃんの 次の 当主で 明日の 誕生日に 引き継ぎの儀式を やって 明後日から 私が 伊波家を 引き継ぐの」

「紅~~~
亜羽ちゃん まだ 知らないから べらべら 言っても わからんって(汗)」

「はっ そうなの?」

「。。。そうなの!
あっ 亜羽ちゃん コッチの 店は 紅に やらせるから 仲良くしてね」

『??? はぃ。宜しくお願いします』



また 訳が わからん事を 言われた

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