この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ジェミニの檻
第9章 distanse
「きっと…本気だせばバレーボールもあいつの方が巧いと思う、はぁ、同じ遺伝子なのにさ」

「由岐くんは努力型なんだ」

「そ!かなりの努力家です」

「志貴、くんは、由岐くんに憧れてるんじゃない?」

「はっ!まさか!俺にはあいつが憧れるよーな所はないよ」

クレープも食べ終わり、手を繋ぐと六花の家へと向かう。

「じゃあ、またね」

「うん、バイバイ」

「…六花、キスしていい?」

「っ!…ん…」

ちゅっとリップ音を立てて一瞬重なる唇。

「また、うちに来てご飯作って」

「今度は由岐くんが作れないのにする」

意地悪を言ってみるものの、由岐はにっこり笑って肩を竦めた。

「じゃあー…きんぴらとか煮物かなぁ、定番の肉じゃがとか…あ、コロッケ!」

「ん!練習しておく」

頷いた六花、由岐は後ろ髪を引かれる思いで帰路に着いた。


/198ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ