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ジェミニの檻
第4章 ビタースィート
びりっと感電したように快感が迸る。

「っやあ!それ…だめぇ…!!」

ちろちろと尖らせた舌先で嬲ると、六花の足がピクンピクンと痙攣した。

トロトロと蜜が溢れてくるのがわかった。

「由岐…く……だめっ…っ!も…ぃや…!」

閉じようとする膝を制止して、散々舐った後花唇へと舌を捻じ込んだ。

「っんん————っ!」

蜜を舌で掬い上下に這わす。

甘く悶える六花の手が由岐の頭を押し返そうとする。

顔を上げると六花は潤んだ瞳で由岐に無言で訴えていた。

「…欲しい…?」

かあっと朱に染まる六花。

枕の下から引き抜いたゴムを手早く被せる。

大きく膨らんだ幹先で六花の花唇を何度もなぞると、蜜が絡み付いてより滑るようになる。

尖先が花芽を弾き、ぐちゅぐちゅと擦り上げる。

「…由岐…も……ぉねが…」

「…っ…なに…?」

疼く身体、ひくひくを蠢くそこは由岐の陰茎を誘っている。

ねっとりと蜜の絡んだ陰幹だけがゆるゆるとした疼きだけをもたらす。

「由岐…っ…!ゆきぃ…も…ぃ…れて…」

「はぁ…六花…入れてください、だよ…?」

「…ぃ…れて…く、ださ…」

「…っな、に…?」

「…っ!…入れてくださいぃ…っああっ!!」

ずんっと再奥まで一気に挿入されると、六花は仰け反った。

無意識に立てた爪が由岐の肩に食い込む。
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