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儚げな~君を俺が守る
第4章 気になる
最近出始めた
美優の笑い声
美優のぼやき
美優の…
美優の…

こんな事あるから
周りの奴は骨抜きになってどうするのか?

いつものように、押しまくれってダチは言うが

まるで初めて恋をした
状態になっている。

あいつをぼ~っと見ていたら仕事 ミス連発

女を抱けば、美優って言ったようだ…

「部長?…」
「部長?…起きろ~」

「お前達、俺でも良かろ?」
「係長、そうでした 確認お願いします」

美優の友達も「なんとかならない?腑抜けの部長を」
「なんとかならない?て言われも、私が生死さまよっていいんなら…しますが」
「何、その…」
「部長に関わると、部長の背後霊が手厚い災いを起こします。私が階段で突き落とされたり 私物がなくなったりロッカーが荒らされてたり…部長には必要以上の口は聞かないそれだけです」

黙々とこなしながら
裕太を見つめていた

なんで私なの?
仕事に穴あけるなら、私異動しようか?

こういう事は…あの方に聞こう 席を外し 親戚筋の叔父に相談

「このまま私があの課にいたら部長が腑抜けになって今以上に…異動しようかと思ってます、この間打診されたし」

「そうだな~美優の代わりに、あいつを送りこもう、それまでここで仕事していなさい」

「美優…頼ってくれてありがとう」
「いつも助かってます、またいつでも…」
「ありがとうよ…またな~」


課に戻り 有給休暇全て使いきる届けを課長に出した びっくりしていたけど、わかってくれた。部長以外には、私の事は知ってもらっているから…2つ返事でOKをもらった。

「美優…寂しくなる」
「大丈夫私の代わりが来るから、私のそっくりだから、最初は戸惑うかも…もし見破れたらその時は覚悟決める」

「美優…それでこそ成就出来るね~」
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