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儚げな~君を俺が守る
第7章 初 1
会食もそこそこに
急いで帰った
いつものように

「ただいま…美優いる?」

シーンと静まり返っている部屋中を見回し肩を落とし リビングにあるソファに座った

「おかえり、部長さん」
「ん ただいま…」
病み上がりだからまた妄聴?

「おかえり、裕太さん、もう、生返事美優は…いらない?」

顔上げて、「いるから、いるて」

「ただいま…」
やっと2人になれた
なんだか恥ずかしくて
真っ赤に…俯く美優の顎を…唇を重ね
「やっと捕まえた僕のお姫様…おかえり」ニコッとしまた甘く切ないキスを何度も重なり合って

美優は…裕太の腰に手を回した
裕太も美優をきつく抱きしめ、震え泣いた

「裕太さん…ありがとう長く待たせたね、ごめんね」

「ううん~僕が全ていけなかったんだと…美優がいなくなって、初めて美優の存在が仕事の活力になっていたんだ事を…思い知らされた、もう僕から逃げないで欲しい」

「ここにずっと…いいかな~会社に行って帰って裕太さんの帰りを待つそういう生活を…」

「いいの?嬉しい 、ずっと一緒 返品しないからな~」

「返品不可能で、傷ついたら裕太さんの胸に…」
「うん~胸に飛び込んで羽を休ませてまた…」


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