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第3章 天使のアレ

おお、神よ！
なぜ貴方はこの清らかなる天使にあのようなモノをお与えになったのか！

あたしはショックで気を失いそうになる。
いや、失ってしまえたらどんなに良かっただろう。

(どうしよう…ここまできて『あたし初めてだから無理』とか、ましてや『怖い』なんて言えない、よね？)

性教育なんて無意味じゃないかと、イラストとは全然違う男性器を初めて見たあたしは当時の教師を深く恨んだ。