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教えてア・ゲ・ル♪
第20章 【番外編】マユミの恋
もう大丈夫だと言ったのに、センパイは律儀に家の前まで送ってくれた。

「じゃあ、僕はこれで…」

「センパイ、待って!」

もう会えなくなってしまう気がして思わずセンパイの腕にしがみついてしまう。

「マユミちゃん?」

「ご、ご迷惑でなかったら、また一緒にあのスイーツのお店に行きませんか?お詫びとお礼を兼ねて、今度は私にご馳走させてください」

何かしゃべらなくちゃと、私は頭をフル回転させた。
咄嗟の思いつきにしては上出来ではなかろうか。




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