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教えてア・ゲ・ル♪
第20章 【番外編】マユミの恋
「うーん…気持ちは嬉しいけど」

ハッとして私はセンパイから離れた。

成り行きでこんなことになったけど、センパイには私が誰とでもセックスする女だと、ついさっきバレたのをすっかり忘れていた。

私なんかとは、もう関わりたくないに決まっているのに…

「すみません、図々しいこと言って。私の顔なんて、もう見たくもないですよね?ごめんなさい、色々助けてもらったのに何もお返しできなくて…今日は本当にありがとうございました。このご恩は一生わすれません!」

ここで泣いたらセンパイを困らせてしまうと分かっているのに、涙が溢れて止まらない。



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