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白い背中と君の藍
第5章 ローズピンク◇混ざり合う
「いや、抜かないで……」

やっとこ繋がったのに、もう暫くこのままでいたい――――。

予備知識的にこの後のことも知ってはいたけど、中に鳥羽さんが挿っているだけで満たされていく。

幸福感に浸っていると鳥羽さんが

「少し動かしても平気?」

いよいよ本格的なセックスへと進もうとしていた。

「う、うん……平気だよ」

「最初だから、早目に終わらせるね……」

「……うん」

早く終わっちゃうんだ……寂しいな。

鳥羽さんの気遣いが良く分かってなかった私は寂しそうな顔を見せる。

不安気に見えたのか鳥羽さんは指先で頬を軽く撫でてきて苦笑いをした。

「メグの中、凄くキツイから俺が持たなそうだよ」

「えっ!?  何?」

「ぷっ……後で説明するよ」

「何!?  鳥羽さ……あぁ!!」

言葉の意味が凄く気になったけど、鳥羽さんが凄く楽しそうだったから、その意味は……

終わったら教えて貰おう――――。

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