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白い背中と君の藍
第5章 ローズピンク◇混ざり合う
鳥羽さんの身体が私の上をドームのように覆って、ゆっくりと前後に動き出す。

鳥羽さんの動きと同じリズムで、蜜筒の中が肉竿に扱かれていく。

「んん……ふぅ……」

「メグ……痛い?」

「うっ……ううん……」

ピリピリと尾を引いた痛みは、かなり薄らいでいた。

その代わり鳥羽さんの動きと共に、一定間隔で鈍い痛みが走る。

だけど肉棒で擦られる感覚は指よりは滑らで、いつもよりむず痒く感じた。

クッチュ……
クッチュ……ヌチャ――――

耳に届いてくる沼地の水音は、ボートのオールがゆっくりと水面を漕いでいるように聞こえる。

優しく揺らされる揺りかごみたいに、心地良い。

それに――――

「はぁ……ぁ……」

「大丈夫?」

「……ふふ……」

「メグ?」

「くすぐったい」

「え……本当?」

腰を動かしてながら何度も心配してくる鳥羽さんが……

凄く心をくすぐる。

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