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白い背中と君の藍
第5章 ローズピンク◇混ざり合う
鳥羽さんは下腹部の方に移動して、膝の下に手を差し込んで持ち上げた。

片足が肩に掛けられて、鳥羽さんの顔が赤い果実に近付く。

まるで果樹園の茂みから覗かれてるみたいに、乱れたアンダーの間から鳥羽さんの顔が視界に入ってくる。

「鳥羽さん……」

もう……わざとでしょ。

明るい中で陰部を間近で見られている羞恥に、身体中が熱く火照りだす。

指先で果肉を包む房が左右に押し広げられ、汁で光る木の実が思いっきり晒されていく。

鳥羽さんは目を細め、突き出している粒を舌先で転がし始めた。

「んふっ……あぁ……」

硬く尖らせた舌先がその木の実を突いたり、くすぐるように執拗に擦ってくると、乳首を舐められている時と似ているようで違った痺れが、お腹の下で膨らみだす。

「あっ……んん……あっはぁぁぁ……」

肉芽に与えられる刺激に日々、敏感になってきている。

時たま激しい眩暈が起こって、頭が真っ白になると鳥羽さんに言ったら

「それはメグが凄く気持ち良くなっている証拠だよ……」

鳥羽さんは解りやすく教えてくれた。

そして色んなことをしてくれるのは、鳥羽さんの優しさでもあるような気がして嬉しくなった。

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