パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 記憶

「……く……」


呻くような声を発する先生。
私の喉が、ひくっ、と詰まるかのようになる。

締めつけるたびに感じる、身体の奥にまだ感じる圧迫感がもたらす気持ちよさを、全身で味わった。


「はあ……っ、容赦ねーな……」


耳に届く先生の言葉の意味を感じる余裕もない。


「ん……」


ずるっ、と先生のものが身体から抜けていく。
なくなってしまった圧迫感。

　
「……いや、あ……」


戻ってきて。
まだ終わらないで。
先生、また戻ってきて────。


快楽に頭も身体もとろけさせられたまま、もっと、と私はねだるように口にする。


身体をくるりと返された。
腰を持ち上げられ、足を開かされる。


「────……っああんっ……！」


また、先生がはいってきた。


「やあ……っっ……！」


突かれる。なかが。
ぱんっぱんっといやらしい音をたてながら、私のお尻に、先生が腰を当ててくる。


「あっ、だめ、無理……いっ……」


敏感な身体はもう、すぐにまた高められてしまう。
呟くようにそう言っても、先生はやめてくれない。

掴まれていた腰をぐっ、と押された。
上半身がずり上がり、完全な俯せになる。
なかに挿れられたまま、先生の手が、私の足を閉じさせる。


「っあ、ん……」


膣壁が擦られ、思わず漏らした声。
お尻に当てられた先生の両手。
そのまま、ぐに……とお尻を掴まれた。