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rena's world story☆h.a.s.r.r.y
第10章 作者自己満企画 *☆* one scene love
side…☆…立花
残業疲れの体が、徐々に温まってくる。
湯船に浸かって、首を後ろに倒して目を瞑って
ウトウトと寝てしまいそうになった……その時。
「彰」
「………!」
「あたしも……一緒に入る」
髪を頭の上でおだんごにして、いつの間にかバスルームに入ってきていた香が
そっと足をお湯の中に入れて、そのまま体を湯船に沈めた。
乳白色の湯の表面がチャプチャプと揺れる。
「……香?」
俺に背中を向けてるから、その表情が見えないけど
まだ入ったばかりなのに両耳が真っ赤。
「……俺のこと名前で呼ぶの、珍しくない?」
「………」
「つーか、先に風呂入ったんじゃなかったっけ?
湯冷めでもしたの…」
「気を付けてください」
後ろから抱きかかえようとすると、俺の質問を香の低い声が遮った。
「ん?何が?」
「美人で有名な総務部の福田さん。
最近彼氏と別れたそうなんです」
「……え?」
「あと、名前が分からないけど新しい取引先のスレンダーな女性。
立花先輩を狙って担当が変わったって噂です」
「………」
「……2人とも、スタイル抜群な上に
推定Fカップだと思われます…!」