この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第24章 垣間見える優しさ
床に倒れた状態で、乱れた呼吸を整える。
まったく身体に力が入らない。
頭がボーっとする。
小さく痙攣を続ける身体。
もうあたしは海斗様から逃げることは出来ないのかもしれない。
ぼんやりとした頭でそう思った。
これからは海斗様のメイドとして働くんだ。
こんな風に求められる事なんてこれから頻繁にあるだろう。
きっとその度逃げようとしても、またさっきみたいに攻め立てられる。
何度懇願しても止めてもらえない玩具攻めの地獄。
逃げようとする度にあんなことをされたら、本当に壊れてしまうんじゃないかと思う。
そんな事を思うと、恐怖で身体が震える。
それでも海斗様に求められたら、この身体は反応してしまうんだろう。
今、はっきり分かった。