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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第24章 垣間見える優しさ
裸で力なく寝ころんでいたあたしを包む暖かい腕。
海斗様があたしをここに連れて来た時みたいに横抱きに抱えた。
そしてバスルームに入り湯船の前に座らせる、シャワーを出す。
温かいお湯が頭からかかった。
「とりあえず湯船につかる前に汗と、俺のかけたモノを流せ。」
そう言って脱衣所の洗面台に戻って、何かごそごそしている。
シャワーを浴びて、ぼんやりしていた思考も少しずつ戻り始めた。
湯船にはいつの間にかたっぷりとお湯が張っている。
海斗様が何かを持って戻ってきた。
シャワーのお湯がスーツにかかるのも構わず、湯船に持って来たものを入れた。
「か、海斗様っ。スーツがっ」
「あぁ、構わない。どうせ着替える。」