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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第33章 海斗の想い
「俺がもっと、りんの事ちゃんとしとけば良かったんだ。
あいつの嫉妬心がお前に向くのなんか、考えれば分かる事なのに。
俺は浮かれていた。お前がどんな形でも俺の傍にいることに。」
莉愛菜に腕枕をして、そっと自分のほうに抱き寄せて呟いた。
そう、俺は浮かれていた。
とにかくお前を傍に置いておきたくて。
他の男に目を向けさせたくなくて。
それでも”直哉”と
俺以外の男の名を呼ぶお前をなんとか繋ぎとめたくて
俺だけを見て欲しくて。
独占欲が俺を支配して、こいつをめちゃくちゃにしたいと、嫌がる莉愛菜をテーブルに縛り付けて玩具攻めをしたり…
それでも、めちゃくちゃに抱いた後のお前を見ると愛しさがこみ上げて、
それと同時にこんな自分が莉愛菜は嫌なんだろうと
こんな無理矢理犯す様な男、本当は怖くて仕方ないんじゃないかと
そう思うと抱きしめる腕が自然と震えた。