この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第34章 莉愛菜の決意


「か、海斗…さまっ…んっ、まって…」

キスの合間に必死に呼ぶ。

海斗様が怒ってる。

あたしの声が届いてない。

でも、今は何としてでも聞いてもらわなきゃ。

あたしは必死に海斗様の胸を叩いた。

「ち、違うっの…んっ…話しをっ…」

胸を乱暴に揉みしだく手を掴んで握りしめる。

乱暴なキスに頭が真っ白になりそうなのを懸命に堪えて叫ぶ。



「やっ…やめてっ…海斗お兄ちゃんっ!!」



ピタッと時間が止まったかのように動きが止まり、目を見開いてあたしを見つめる海斗様。

”海斗お兄ちゃん”

それは、あたしがこのお屋敷に来るようになってからずっと呼んでいた呼び名。

もしかしたらって思ったんだ。

これになら反応するかなって。


だって、海斗お兄ちゃんはいつも、あたしが遠くにいても、消え入りそうな小さな声でも、呼んだら気付いてくれたから。

/812ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ