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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第39章 救世主の想い
莉愛菜は17時になっても帰ってこなかった。
俺はたまらず電話を掛ける。
機械的な声で電源が入ってないことを告げられた。
なぜ電源を切ってる。
俺が屋敷を離れてる時でも、いつでも連絡が繋がるようにと
常にケータイを常備させ、電源は切るなと言ってあるのに。
17時になる前に数回送ったメールも既読にならずそのまま。
俺の中で悪い考えが再び浮かんで来た。
もしかしたら、莉愛菜はもう戻っては来ないんじゃないか
今頃、直哉という男に抱かれてるんじゃないだろうか
ふと、ここ数日毎日見てきた莉愛菜の淫らな姿が浮かんだ。
あの顔も声も俺以外の男に晒してるのか?
あの身体を俺以外の男に触らせてるのか?
俺は寺井に声を掛けた。