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第44章 寝起きの主人は本能のままに

「やっ…海斗様、何で…？
直哉の事…知ってっ」

寝起きなのといきなりの乳首への攻めでいつも以上に素直に反応する身体。

頭はボーっとしてる。

「あの男の家に行ったからな。」

あたしの乳房を貪りながら低く呟いた。

「ぁ、あんっ…えっ？」

「あんな風にお前があの男に抱かれてたのかと思ったらっ…」

サテン地越しに、乳首を甘噛みされた。


「あぁぁんっ…やぁっ、ん…」

海斗様は、直哉の家に行ったの？

そして何を見たの？

聞きたいけど、海斗様は直哉を思い出したからか乱暴にあたしを弄ぶ。


「そうやって、あいつにも乳首しゃぶらせてたんだろ？」


ジュルジュルッ―――

音を立てて吸いつかれる。

「あ、あんっ…んゃぁっ」

「こうやっていやらしい声で鳴いたのか？！」