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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第4章 始まりの朝
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「なんであたしこんなに鮮明に思い出しちゃってるんだ。」
メール画面から先日の直哉との情事に思考が飛んでいたあたし。
ふと我に返った。
直哉に頑張ってくるねと返事を返し、部屋を後にした。
向かう先は食堂。
寮の食堂は、朝は和食か洋食が選べるようになっている。
あたしはお気に入りのふわふわスクランブルエッグを目当てに洋食を選び席に着く。
引っ越しの後片付けや、早くこの寮生活に慣れたかったから4日程前からここに住み始めて、最初に食べた時に感動したんだ。
スクランブルエッグとベーコン、サラダに焼きたてのパン、そしてフルーツ。
栄養バランスもばっちり。
それを食べようと手を伸ばした時。
「莉愛菜おはよっ。隣いい?」