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第47章 再会

「海來くん…海來様はいつ戻って来たんですか？」

つい昔のような話し方になってしまっていたのに気付いて慌てて直した。

今あたしはここのメイドなんだから、海來くんだって一応この清瀬家の人間だし、ちゃんと気をつけないとね。


そう思ったけど、海來くんはキョトンとしてあたしを見て…


「あはははははっ!!!」

お腹を抱えて笑いだした。


「えっ？！あ、あのっあたし何か…？」


何かおかしなことしてしまっただろうか？

どうしたらいいか困惑していると、

「あぁ、ごめんっ。莉愛菜がいきなり海來”様”とか言うからさっ。
おかしくって！」

それで笑ってたの？！

「だ、だってあたしこのお屋敷のメイドだからっ。
海來くんにも言葉遣いちゃんとしなきゃって…」


なんだか笑われすぎて恥ずかしくなってきた。