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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第48章 幸せの風景
本邸の食堂の前に着くと、海來君が勢いよくドアを開け、
「兄貴呼んで来たよっ。
てか、莉愛菜いるんなら言ってよ母さん!!」
ちょっと拗ねたみたいに言った。
「言おうとしたら海來さっさと行っちゃったんじゃない。」
鞠子様が小さい子を窘めるような言い方をする。
「海斗ただいま。
莉愛菜、また可愛くなったなぁ!!」
「父さんおかえり。」
「おかえりなさい、拓海様」
あたしは目の前の拓海様に笑顔に笑顔を返す。
すると…
「あはははははっ!!!
莉愛菜がっ。莉愛菜が俺の事”拓海様”だって~!!!」
突然お腹を抱えて笑いだした。
それ、ついさっきの海來くんと同じリアクションなんですけど。
被ってますけど思いっきり。
さすが親子だ。