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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第48章 幸せの風景
「こら、莉愛菜。
パパはまだ仕事中だぞ。」
パパがあたしを窘めるけど、腕はしっかりあたしを抱きとめている。
「本庄、そんなこと言うな。
久しぶりの親子の再会なんだからいいだろ?」
そんな事言ってもパパが本当は嬉しがってるって事を良くわかってる拓海様はパパに言った。
「本当ね。
本庄君がそんな顔するの莉愛菜ちゃんのまえだけよっ。
どーせ今日1日ずっとそわそわしてたくせに。」
面白がって言うのは鞠子様。
そんな二人にパパはバツが悪そうな顔をしながら
「子供に会うのが楽しみではない親はいないでしょう?」
言い返した。
「まぁ、立ち話もなんだから、食事しながらゆっくり話そうか。
せっかくみんな揃ったんだから。」
拓海様のその言葉に、皆それぞれ席に着いた。