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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第48章 幸せの風景
清瀬家の方々に、パパとあたし。
みんなが揃うのはどれくらいぶりだろう?
メイドさんや執事さんが次々と料理を運んでくれる。
休みだからとはいえ、なんだか落ち着かなくて手伝いに席を立とうとしたら
「莉愛菜、今日はいい。
今日くらい気にしないでゆっくり食え。」
海斗様があたしを制した。
拓海様も鞠子様もあたしに座るように促す。
今日はパパもいるし、お言葉に甘えよう。
椅子に座りなおして出てくる食事を見つめていると。
「なんか久しぶりだな。
本庄はもちろんだけど、俺も莉愛菜に会えるのを楽しみにしていたんだよ。」
拓海様が微笑んで見つめてくる。
「あたしも拓海様のお元気な姿が見れて嬉しいです。」
とても優しい拓海様。
小さい頃は、あたしのもう一人のパパみたいに思ってた。