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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第4章 始まりの朝
「でも?」
すみれさんは少し言いずらそうにその続きをこっそり呟いた。
「海斗様って穏やかで紳士的でみんなの憧れでさ、メイドの中にも結構憧れてる子多いのよ。
でもね、あたしあれが胡散臭く見えてしょうがないの。
いい方だし、あたしもお慕いしているけど、なんかあるような気がして。」
「胡散臭い…?なんかって……」
「うぅん…。あたしも説明しずらいんだけど、絶対何か裏がありそうな気がするのよね。」
「裏か…。全然想像つかないや。」
「まぁね。あたしも思い過ごしかと思うんだけど、あたしのこういう勘って結構当たるのよ。」
そう言ってもう残り少ないお茶を流し込む。
「普通に関わっている分には何も無いと思うけど、莉愛菜もいちおう頭に入れといた方がいいわよ。」