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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第49章 変化の兆し
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あれから、しばらく普通の日常が続いている。
拓海様とパパは海斗様と一緒に会議をしたり、別件であわただしく動いてる。
日本に帰ってこれても、ゆっくりできるわけではないらしい。
鞠子様もご自分のお仕事をしながら、拓海様と少しでも時間を会わせられるようにして二人の時間を作ってる。
海來くんは大学に行きながら、たまに時間が空くと屋敷に帰ってくる。
海斗様が仕事でいない時は一緒にお茶したりもする。
海來君は海斗様同様、屋敷のメイドさんに大人気。
気付くと皆でワイワイ楽しいお茶会と化してる。
そんな中、海斗様はいつも以上に仕事に打ち込んでて。
屋敷で仕事をする数も前より減った。
帰りもかなり遅く、朝も早い。
あたしはいつも海斗様の帰りを待って寝て、朝は海斗様に合わせて起きてコーヒーを入れる。