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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第50章 自分の気持ち
「うわっ!何これっ。」
メールを見たすみれさんは眉間に皺を寄せて難しい顔をしている。
何十件もある直哉からのメールをさっと見たすみれさん。
次は留守電を聞こうと操作してると
「お待たせすみれ。莉愛菜ちゃんもお疲れ!」
恭介さんが爽やかに登場した。
「お疲れ様です、恭介さん。」
「莉愛菜ちゃんっ、どうしたの?!」
あたしの様子にすぐ気付いた恭介さんまで心配そうに見てくる。
すみれさんがあたしの話を恭介さんに伝える。
あたしはずっと黙っていた。
そして二人で留守電に残ってるメッセージを聞きだした。
”莉愛菜、あの男と一緒にいるのか?!
あいつ俺に『莉愛菜は俺のだ』とか言いやがったんだっ。
莉愛菜は俺のなのに!!
莉愛菜、まさかあいつに股開いてんじゃないだろうな?!
許さないぞッ!!莉愛菜好きだ、愛してる。
早く俺のとこに戻ってこい。早くお前を抱きたいっ。”