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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第51章 すれ違い


屋敷の敷地内を出て駅の方まで歩く。

駅に着いて、まだ朝ご飯を食べていなかった事を思い出し、近くのカフェで少しゆっくりご飯を食べた。

まだ時刻は8時過ぎ。

直哉の所に行くには早いと思ったから。

一人で違う環境でゆっくりできるのはとてもいい時間だった。

少し冷静になれた気がする。

そしてしばらくたってから電車に乗り、直哉の家へ向かった。


久しぶりの直哉の家。

かなり警戒しながら来てみたけど、意外とあっけなく着いてしまった。

時刻はお昼前。

丁度いい時間だろう。

絶対直哉は職場にいる時間だ。


すみれさんに、家の前に着いたら連絡するように言われたから、今から鍵を置きに行く事をメールで伝えた。

エントランスに入り右側の、郵便受けが並んでいる所に行く。

直哉の部屋のものを探す。


すぐにそれを見つけたあたしは、鍵を入れた封筒をカタンと入れた。

そしてすぐこの場を離れようとした。

すると後ろから







「莉愛菜っ…」

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