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莉愛菜と彼の主従関係~専属奴隷契約~
第6章 突然の出会い
なんとなくだけど、不意にどこからか声がしたような気がした。
ここの廊下は誰もいなくて静まり返っている。
空耳かな?
諦めてまた歩き出すと。
”………ん、………ぃっ”
やっぱり聞こえる。
何か切羽詰まったような女の人の声。
叫んでいるような…。
気になって声のした方に向かっていった。
するとたどり着いた一つの部屋のドア。
ここは何?
なんの部屋だろう。
勝手に開けてしまってはいけない気がする。
でももし何かが本当にあったなら助けてあげなければ。
ドアの前でどうしようかと迷ってしまう。
”……っ、……ぇっ”
あ、また聞こえた。
あたしは意を決してその目の前のドアを開けた。
手に窓ふき洗剤を握りしめて。